デジタル庁主催「共創PFキャンプinデジタル庁」開催報告
デジタル庁が地方公共団体職員を対象に開催した、DX推進の課題解決を目指す勉強会の報告。
デジタル庁は、地方公共団体および政府機関の職員が参加可能なコミュニケーションプラットフォーム「デジタル改革共創プラットフォーム(以下、共創PF)」を運営している。この取り組みの一環として、地方公共団体の事例共有やラーニングコミュニティ機能の充実を目的に、地方公共団体職員同士が学ぶ「共創PFキャンプ」を全国で開催している。
2026年6月25日、デジタル庁にて「共創PFキャンプinデジタル庁~疲れないDX推進を考える編~」が開催された。参加者は33の地方公共団体から48名である。地方公共団体におけるDXは広がりを見せ、推進体制の構築が進む一方で、小規模自治体でのリソース制約や自治体内での理解浸透といった課題が存在している。これらを踏まえ、先進的な取り組み事例の紹介やワークショップを通じて、現場で活用できるヒントを得ることを目的とした。
当日のプログラムは以下の通りである。
1. 共創PFの説明:共創PFアンバサダーより、プラットフォームの利活用方法についての説明が行われた。
2. 事例紹介:GovTech東京による人材育成の取り組み、岐阜県下呂市による組織浸透に向けた取り組み、栃木県真岡市による失敗から学ぶDX推進、総務省によるDX推進支援の取り組みと活用事例がそれぞれ発表された。
3. 自組織でのDX推進検討ワークショップ:グループワーク形式で、DX推進の失敗例や推進を阻む要因をロールプレイングで検討し、実践的な手法を話し合った。
4. ワークショップ発表・まとめ:各グループが検討結果を発表し、参加者全員で共有した。各個人が「明日からの一歩宣言」をまとめ、最後に松本デジタル大臣による講評が行われた。
当日の資料は共創PF内のチャンネルで公開されている。参加者からは「同じ悩みや境遇の参加者と直接話すことができて、勇気づけられた」「意識改革ができた」といった声が寄せられた。デジタル庁は今後も共創PFキャンプやオンライン勉強会を随時開催する。
本文書は、デジタル庁が運営する「デジタル改革共創プラットフォーム(共創PF)」の活動報告である。前提として、地方公共団体職員および政府機関職員を対象としたコミュニティが構築されており、全国の地方公共団体を対象にDX推進上の課題解決を支援する仕組みが存在している。開催時点は2026年6月である。
- 自社の業務推進を阻む要因を、組織内の立場を変えてロールプレイングで整理できているか?
- 自社のDX推進において、過去の失敗事例を組織内で共有し、次の一歩に活かす仕組みがあるか?