学園祭におけるマイナンバーカードを活用した年齢確認の取組
デジタル庁が提供するアプリを活用し、学園祭での酒類提供時の年齢確認を効率化・確実化する取組について解説する。
大学の学園祭において、20歳未満の飲酒防止を目的とした年齢確認にマイナンバーカードを活用する取組が進められている。デジタル庁は、各大学の学園祭実行委員会と連携し、来場者や学生スタッフの負担軽減と確実な年齢確認の両立を目指している。年齢確認には「実物のマイナンバーカード」または「iPhoneのマイナンバーカード」が利用可能であり、学生スタッフはデジタル庁が提供する「マイナンバーカード対面確認アプリ」を用いて読み取りを行う。
具体的な手順として、来場者がマイナンバーカード(実物またはiPhone)を提示し、学生スタッフがアプリで読み取りを行い、20歳以上であることを確認する。確認完了後、各学園祭の運用ルールに従いリストバンドの交付などを受けて酒類を購入する仕組みである。一部の大学では「iPhoneのマイナンバーカード」のみに対象を限定している。
実物のマイナンバーカードを使用する場合、ICチップを読み取ることで本人情報を確認する。これは券面の目視確認と比較して、偽造書類を用いたなりすましの対策となる。なお、暗証番号の入力は不要である。また、iPhoneのマイナンバーカードを使用する場合、アプリで確認される情報は「20歳以上か20歳未満か」のみであり、氏名や住所、実年齢などの情報は学生スタッフに提供されない。
本取組の実施が予定されている学園祭は以下の通りである。
2026年9月12日から13日:東京都市大学「横浜祭」
2026年9月19日から20日:長岡技術科学大学「技大祭」
2026年10月24日:信州大学工学部キャンパス「光芒祭」
2026年11月7日:信州大学伊那キャンパス「落葉松祭」
2026年11月20日から23日:京都大学「11月祭」
iPhoneのマイナンバーカードは、Appleウォレットに追加することで利用できる。これにより、来場者は実物のカードを持ち歩くことなく、スマートフォンのみで年齢確認が可能となる。
本文書は、デジタル庁が主体となり、大学の学園祭における酒類提供の場面を対象として作成された。提供されている「マイナンバーカード対面確認アプリ」の使用を前提としている。また、マイナンバーカードがiPhone(Appleウォレット)に追加可能であることを踏まえた内容となっている。文書内の日程は2026年時点の計画に基づいている。
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