自治体・医療機関等をつなぐ情報連携システム(PMH)の更新状況について
デジタル庁は、医療費助成等の情報連携システム「PMH」に関し、導入済み医療機関・薬局リストを更新した。
デジタル庁は、医療費助成、予防接種、母子保健等の領域において、マイナンバーカードを活用したデジタル化を推進している。この取り組みにおいて、関係機関間で情報を交換する仕組みとして「Public Medical Hub(PMH)」を開発し、先行実施事業を行っている。
PMHは、紙での情報連携に伴う業務負担を解消することを目的とする。令和5年(2023年)6月2日決定の医療DXの推進に関する工程表に基づき、自治体システムの標準化と連動して情報を共有する仕組みである。医療費助成分野では、マイナンバーカードを医療費助成の受給者証や診察券として利用できる。また、予防接種・母子保健分野では、問診票等のデジタル入力、接種券・受診券としての利用、マイナポータルでの接種履歴確認などが可能となる。
先行実施事業の実施状況として、参加自治体数は2024年度末の183から、2026年6月7日時点で608へ拡大した。全622自治体への到達が見込まれている。また、PMHが利用可能な医療機関・薬局数は、2025年4月の約2.5万施設から、2026年3月には約6.9万施設へ拡大した。デジタル庁は、2026年9月7日に「医療費助成オンライン資格確認の導入済み医療機関・薬局リスト」を更新するなど、関連資料の整備を進めている。
利用にあたっては、システム利用規約への同意が必要となる。自治体向けおよび医療機関・薬局向けの規約がそれぞれ公開されており、医療機関等についてはレセコン改修が必要となる。また、システムベンダー向けにはAPI設計書や仕様書、マスタデータ等の技術資料が提供されている。
本文書は、デジタル庁が管理・推進する「Public Medical Hub(PMH)」の運用および導入状況に関する案内である。前提として、令和5年(2023年)6月2日に決定された「医療DXの推進に関する工程表」に基づき、自治体システムの標準化と連動した情報連携の整備が進められている。対象は、医療費助成、予防接種、母子保健、介護保険、公費負担医療などの業務を行う自治体、およびそれらに関連する医療機関・薬局である。また、システム利用には所定の利用規約への同意や、医療機関側のレセコン改修、ベンダーによる仕様への対応が不可欠となっている。
- 自社が提供・利用しているシステムは、公開されているPMHのAPI設計書や仕様書に対応しているか?
- 自社の事業所において、PMHを通じた医療費助成のオンライン資格確認を利用するためのレセコン改修は完了しているか?