米国防総省による国際的な取り決め:内部コミュニケーションと監視の改善余地
米国防総省(DOD)が結ぶ国際的な取り決めの現状と、内部調整およびリスク管理における課題を指摘する報告。
米国防総省(DOD)は、政治的、経済的、軍事的な目的を達成するために国際的な合意や取り決めを利用している。これには、外国のパートナーとの軍事システムの共同開発や生産などが含まれる。2021年度から2025年度にかけて、DODは303件の取得関連の国際的な取り決めを締結し、その関連金額は64 billion ドルである。しかし、この期間において、取り決めの件数と金額の両方が減少した。DODの職員は、人員不足や審査・承認プロセスの長期化といった要因がこの減少に寄与したと述べている。
DOD内部における国際的な取り決めの調整やコミュニケーションは一様ではない。時折の困難を除き、国防次官(USD)レベルのオフィスである取得・維持(A&S)、法務顧問室、政策担当の間の調整は比較的うまく機能していると職員は述べた。しかし、USDレベルのオフィスと軍事部門との間の重要な変更に関するコミュニケーションは、タイムリーに行われていない。例えば、費用分担要件の適用に関する変更は、発生時に広く共有されず、取り決めごとの個別対応となっていた。軍事部門の職員によれば、その結果として複数の取り決めを調整・再交渉する必要が生じ、一部の外国パートナーが取り決めから完全に離脱する事態となった。
DODは、こうした取り決めの締結において直面する課題を完全には特定しておらず、それらへの対応も場当たり的で事後的なものとなっている。GAOのエンタープライズ・リスク管理フレームワークを調整して活用した結果、DODが課題管理に対してより体系的なアプローチを実施することで得られる利点が特定された。例えば、国防次官(取得・維持)は、利用可能なデータを活用することで、リソースをより適切に活用し、課題を特定・監視することが可能である。
本文書は、米国会計検査院(GAO)による米国国防総省(DOD)の活動に関する調査結果である。対象期間は2021会計年度から2025会計年度まで。DODが外国パートナーと結ぶ軍事システム等の取得に関連する国際的な合意および取り決めを管理する枠組みを前提としている。
- 自社の部署間における重要な変更事項は、どのようなチャネルを通じて、どの程度の頻度で共有されているか?
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