先進的で高機能な国際間RTIを利用した実証輸送の公募
国土交通省は、国際間でのRTI(リアルタイム動態管理システム)利用の課題掌握に向け、実証輸送を行う事業者を公募する。
国土交通省は、国際間での高機能なRTI(リアルタイム動態管理システム)利用の推進に向け、実証輸送を実施する。本公募は、国際間のRTI利用に関する具体的な課題を掌握し、今後の国際間RTIの普及促進につなげることを目的とする。
公募期間は令和6年9月18日から令和6年10月16日まで。対象事業者は、日系荷主企業、日系物流事業者(RTI提供・運用・レンタ企業含む)。
実証輸送の実施条件として、以下の要件を満たす必要がある。
1. 国際間で高機能なRTIを使用すること。RTI自体が高機能であること、または従来のRTIに高機能なデバイスを装着して使用すること。また、設定された課題(物流コスト、輸送品質、業務効率、期間中の削減率など)に対する解決策を実証すること。
2. 輸送のリードタイムが3ヶ月以内で完了すること。使用するRTIの輸送(ドア・ツー・ドアの場合は輸出から輸入まで)のリードタイム、および輸送自体の業務手順を確保すること。国境を越える税関手続きを含め、3ヶ月以内で完了する実証であること。
3. 将来的に商用ベースでの運用を見込むこと。今回の実証輸送を端緒として、数年後に商用ベースでの運用を見込める実証であること。
選定方法は、国土交通省においてRTIの高度性、実証輸送の必要性・安定可能、実証輸送の実施要件との適合性について総合的に審査し実施する。支援内容は、実証輸送の輸送コスト、リードタイム、輸送品質、輸送の間の業務手順、国境を越える税関手順に関する報告。また、本実証輸送は、国土交通省が外部委託して実施中の「高機能な国際間RTIを活用した実証輸送」と「国際間RTI実地調査」の一環として実施される。本実証輸送の実施にあたり、国際輸送(ドアー・ツー・ドア輸送を含む)に関する往復での30件程度の調査協力に対して、経費として毎年度の予算の範囲内で委託が可能。応募件数が多い場合または少ない場合は、毎年度予算の調整を行う可能性がある。
本公募は、国土交通省が実施する「高機能な国際間RTIを活用した実証輸送」および「国際間RTI実地調査」の枠組みに基づいている。対象となるのは、日本国内の物流に関連する企業(荷主および物流事業者)である。本事業は、国際輸送におけるリアルタイム動態管理技術の普及と課題解決を目的としており、令和6年度時点における技術実証を前提としている。
- 自社が現在国際輸送で使用しているRTIは、本実証輸送が求める「高機能」の定義に該当するか?
- 3ヶ月以内の期間で完了できる、実証可能な輸送ルートと業務手順を自社は特定できているか?
- 数年後に商用ベースへ移行するにあたり、現状の輸送コストや業務効率上の課題を数値で把握できているか?