港湾脱炭素化(CNP)評価手法の国際版ガイドライン発行について
国土交通省は国際貨物取扱調整協会と連携し、港湾の脱炭素化を評価する「CNP認証」の国際ガイドラインを発行した。
国土交通省は、国際貨物取扱調整協会(ICHCA)と連携し、港湾における脱炭素化の取り組みを客観的に評価する「CNP認証」に関する国際版ガイドラインを令和6年10月11日に発行した。
国土交通省は、脱炭素化に関連した港湾機能の高度化や、水素・アンモニア等の受入環境の整備、カーボンニュートラルポート(CNP)の形成を推進している。CNPの形成に向けた取り組みの一環として、コンテナターミナルの脱炭素化に関する取り組みの実施状況を、レベル1からレベル4までの段階で客観的に評価する認証制度「CNP認証」を運用している。
今回発行された国際版ガイドラインには、CNP認証の制度概要や評価基準などが記載されている。このガイドラインは、CNP認証の国際的な認知度向上と海外港湾での活用を通じ、日本国港湾における脱炭素化に関連した知見の海外展開を推進することを目的としている。
なお、国際貨物取扱調整協会(ICHCA)は、貨物の取扱および輸送に関する効率性・安全・効率・環境調和の向上に貢献することを使命として、情報収集や各種ガイドラインの作成・実施を行っている国際非営利組織である。ガイドラインの詳細は、ICHCAのウェブサイトおよびCNP認証ポータルサイトにて確認が可能である。
この文書は、令和6年10月11日時点において、日本国の国土交通省が港湾の脱炭素化を推進する立場から発行したものである。前提となっている制度は、港湾機能の高度化やエネルギー受入環境整備を目指す「カーボンニュートラルポート(CNP)」形成の取り組みであり、その運用手法の一つとして「CNP認証」制度が位置づけられている。対象読者は、港湾開発や運営に関連する国内外の関係者である。
- 自社のターミナルにおける脱炭素化の取り組みは、CNP認証の基準に基づくとどのレベルに該当するか?
- 国際版ガイドラインで示された評価基準は、現在自社が採用している港湾運営の環境指標とどのように適合するか?