政府相互運用性フレームワーク(GIF)のバージョン2.4公開について
デジタル庁は、データ連携と相互運用性を確保するための参照モデルである「政府相互運用性フレームワーク(GIF)」のバージョン2.4を公開した。
デジタル庁は、デジタル社会推進標準ガイドラインに基づき、データの利活用と円滑な連携を実現する社会を目指し、実践ガイドブックである「政府相互運用性フレームワーク(Government Interoperability Framework)」(以下、GIF)を提供している。GIFを利用してデータを整備することで、データ連携が確保され、システム間の相互運用性を高めることが可能である。
GIFは、データの相互運用性を確保し、効率的な情報共有と情報連携を実現するためのデータモデルのひな形(参照モデル)である。実装データモデル、コアデータモデル、コアデータパーツを公開している。
データとは、個々のデータ項目から対象物のデータモデルまで、一貫したモデルを整備し、それに準拠したデータ作成を行うことで、組織・分野横断を伴うデータの相互運用できる仕組みを整備できるものを指す。
実装データモデルとは、行政やスマートシティなど分野ごとに特化したデータセットに関するデータモデルである。これはコアデータモデルの組み合わせやカスタマイズによって定義が可能であり、共通化されたモデルやパーツを基に構成することで、相互運用性を損なわずに現場で使用できるモデルとなっている。
コアデータモデルとは、様々な場面で共通的に参照される個人データセット等をコアデータ(個人、法人、連絡先、住所、施設など)として選定し、それらの基本的なデータ構造を定義したデータモデルである。
コアデータパーツとは、日付やアドレスなど、多くのデータモデルに登場し共通的に活用されるデータ項目について、値の形式(書式)を定義したものである。コア語彙の用語を用いて定義されており、GIF利用者はコアデータモデルを参照することで、コア語彙が持つ相互運用性の確保ができる。なお、コア語彙とは共通語彙基盤の基礎をなすもので、氏名や住所等の社会活動に必要な語彙を定義し、海外語彙との相互運用性を確保するなどの専門家の利用を想定し、IMI(Infrastructure for Multilayer Interoperability:情報共有基盤)で公開されている。
GIFの資料一式はZIP形式(20,176KB)で提供されており、2026年10月6日に更新された。GitHubを利用できない場合は、ダウンロードサイトから資料一式を取得可能である。詳細については、FAQページやデジタル社会推進標準ガイドラインを参照し、問合せフォームから意見や要望を送付できる。
本文書は、デジタル庁が発行したものであり、デジタル社会推進標準ガイドラインに基づいたデータ連携の枠組みを説明している。行政やスマートシティなどの分野における、システム間の相互運用性と情報共有を目的としている。主にシステム開発者やデータモデル設計者などの利用者を想定しており、2026年10月6日時点でのGIFバージョン2.4の提供状況と、その定義および構成要素(実装データモデル、コアデータモデル、コアデータパーツ)について述べている。
- 自社が扱うデータモデルは、コアデータモデルの構造と整合しているか?
- システム間で交換するデータ項目は、コアデータパーツで定義された形式と一致しているか?